不可欠である足場

解体工事には不可欠である足場の役割とは

不可欠である足場これは建設工事の場合でも全く同様なのですが、解体工事には、その作業のための足場というものが不可欠なのです。

正確には作業足場と呼ばれているものなのですが、建物を相手に工事を行う場合には、それが建設であれ解体であれ、地面から上に向かって立つ建造物を相手に作業をすることになるために、地面の上ではない場所でその作業員が作業を行うためには、どうしても、そのための足掛かりとなるものが不可欠となるからです。

解体工事というものは、建設工事とは逆に、建物を建てるのではなく撤去するための工事ですが、その工事は、道路工事とは違って、地面に対して行うものではなく、地面から垂直に建っている建物に対して行う工事となります。

特に、その建物が一階建ての平屋ではなく、二階建て以上のものである場合には、地面から上の高所での作業をしなければならなくなるために、その作業員には、高所での足掛かりがどうしても不可欠のものとなるわけです。

従って、そのような建造物を撤去するための解体工事を行う場合には、当然に作業員は高所に昇って、その作業を行うことになるわけで、そのための足掛かりとしての足場が、文字通りの作業場となるわけなのです。

もっとも、現在ではバスケットクレーンのように、作業員を乗せたまま高所まで移動させてくれる建設用機械もあるために、以前に比べれば、足場なしでの作業が可能になっている場合もあるのですが、それでも、この足掛かりとしての作業場が不可欠である、という根本事情に変わりはありません。

解体工事の場合には、建設工事とは逆に建物を解体して行く工事ですから、建設工事の場合のように、建物が出来て行くに従って、出来上がっている建物部分そのものが足掛かりの役割を果たしてくれるようになる、ということはありません。

逆に、工事が進めば進むほどに、建物がなくなって行くわけですから、作業用の足掛かりというものは建設工事の場合以上に、不可欠のものとなっているわけなのです。

このように、解体工事の場合には、工事が進むにつれて徐々に建物がなくなって行き、最後には作業用の足場を残して、建物自体がなくなってしまった状態になって、工事は終了ということになるわけです。

むろん、建物をそっくり解体し終えてしまって、それが完全になくなってしまった後にも、解体したり破壊した建物の部材や廃材の撤去と搬出、という後始末の仕事は当然に残っているわけなのですが。

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